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    貴方の長所/短所を教えて下さい。

    私の長所はコミュニケーションです。

    私の短所はコミュニケーションです。

    様々なシチュエーションでこのようなやり取りがなされるのではないでしょうか。

    では、具体的にコミュニケーションとは?得意/不得意は何で判断しているのでしょうか?

    一般的にコミュニケーションが得意という人には活発で陽のイメージがあると思いませんか?

    一方でコミュニケーションが不得手、という方には陰のイメージがあるかも知れません。

    明るく饒舌で、自分の意見を周囲に対して発信できる人が本当にコミュニケーションが優れているのでしょうか?

    コミュニケーションとは一方的な発信ではなく、相互の理解、相手の考え立場を理解し、受け入れるという作業も含め成立するものだと思います?

    >人見知りしない

    >年齢の差を意識せず意思疎通が図れる

    >性別やバックグラウンドを気にしない

    >相手の主張を先入観なしで聞ける

    >他者との交流を好む

    価値観はそれぞれかと思いますが、コミュニケーションという言葉の意味は、言語その他の表現を用いて他者との意思疎通を図ることかと思います。

    決して一方的な意思の伝達ではありません。

    あくまでもイメージですが、陽の人間が自分より陽の人間と出会い交流すると、自分の中に秘めた陰の部分が顕在化すると思いませんか?

    すると急に批判的になったり他者の短所を急に指摘したりと、行動/言動も陰になってしまうことを見たことありませんか?

    それって他者の価値観を受け入れることが出来ないために、自らの価値観が正当性をアピールし他者へ賛同を求める行為になっているのかと。

    自信がないとか、愛されてないとか、育った環境が。とか人格的なところはここでは触れるつもりはありません。

    何が言いたいか、と言うと、発信が得意な人がコミュニケーションが得意です。って自己認識するケースが多数派な気がしますが、本当にそうですか?受信が得意な人ももっと自信を持ってコミュニケーションが得意です。って言って良いんじゃないですか?

    ってことです。

    言った言わないの不毛な議論が様々なシチュエーションで起こると思いますが、コミュニケーションの本質としては、自分の伝えたいことが結果として相手の行動に現れたらコミュニケーションが成立したとなるのではないでしょうか。

    つまり相手の行動が変わらない限り、コミュニケーションとしては言った、伝えたは一方的な主張であり、コミュニケーションは成立していないのです。

    陽と陰もそうですが、パワーバランスに差が出てしまう組み合わせの時、コーチとコーチィ、先生と生徒、上司と部下、親と子などなど、どうしても強者が弱者に対して誤ったコミュニケーションをすることが多いように思います。

    同調する必要はありませんが、相手の価値観を理解し、尊重し受け入れることがコミュニケーションの第一歩かと思います。

    一般的に発信が得意な人よりも受信が得意な人の方が、相手の価値観を受け入れ寄り添うことが得意な気がします。

    コーチングを実践する上で価値観の違いは重要なキーワードかと思います。正しく言葉の意味を理解し、アウトプットすることが大事になると思いませんか。

    共に学び共に成長し、一人でも多くの方に自信を届けたいですね。

    Have a nice your journey!