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    皆さんは他人に相談てしますか?

    諸説あると思いますが、人は相談と言いながら自分の欲しい回答は決まっており、その欲しい回答を言ってくれそうな人に相談する。って言いますよね。

    じっくり話を聞いて欲しい時は途中で話を折らず、最後まで自分の主張を聞いてくれる人を選び、自分の能力に苛まされている時は、自分よりもエネルギッシュで叱咤激励をしてくれそうな人に相談するのでしょうか?

    あながち間違いではないような気がします。

    つまりは自分自身が自問自答した際の解に自信が持てないとき、あなたの考えや主張は間違っていないよ。って背中を後押しして欲しい!って思った時に相談するのでしょうか。

    それでは、そこにコーチングの入り込む隙はあるのでしょうか?

    コーチとはコーチィを目的地まで送り届ける役目です。

    コーチィが背中を押して欲しいって思う瞬間に、背中を押せるのが優れたコーチなのではないでしょうか。

    それではどうやってその瞬間を見極めましょうか?

    一般的には日々、コーチィに寄り添うことで僅かな変化にも気付くようになり、その一瞬の変化を見逃さずアドバイスする。

    そのような回答になる気がします。あながち間違いではないとは思うんですが、コーチとて聖人君子ではないわけで、、、

    コーチの本質とはコーチィの内省に寄り添うことかと思います。

    まだ、何をやりたいか。すら決まっていないコーチィに対して、気付きを与え目標を定め、希望を持たせることができるのが優れたコーチではないでしょうか。

    具体的には、ぼんやりしていたコーチィの目に、魂が宿り将来に対する道筋と希望を見出した瞬間に立ち会えたらコーチ冥利に尽きるのではないでしょうか。

    そこに正解はないのです。

    コーチもコーチィもお互いに気付きを与え与えられながら成長し、将来に希望を見出せた瞬間に人は変わると思いますし、その手助けをできるのがコーチでありモチベーターな気がします。

    繰り返しますが、コーチの理想に近付けるのがコーチングではなく、コーチィの内省に寄り添い、コーチィの目指す方向を顕在化し、目的地まで誘うのがコーチです。

    コーチはコーチィの一番の理解者であり、支援者でありファンでありたいですね。つまりは一番のモチベーターでいたいですね。

    Have a nice your journey!