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  • タイミング

    流れといいますか、運と言いますか、論理的に説明できない事象って実際ありますよね?

    身近なところで言えば、このおやつを食べたら宿題をしよう。って自分に言い聞かせた瞬間、母親から宿題はいつやるの?と言われやる気が失せてしまった瞬間。

    試合中にエラーが続いてしまう。会社でトラブルが続いてしまう。無駄な出費が嵩む。買うか買わまいか迷っていた商品が売れてしまう。などなど、生活を営んでいれば様々な不運に見舞われることがあるかと思います。

    一方で無欲の勝利じゃありませんが、期待しないで入ったレストランがとても美味しかった。とか、オリジナルのサイトで予約したら無料のアップグレードを提供された。とか、予期せぬ中でサプライズを受けることもあるかと思います。

    以前、このブログの中でなかなか組織に馴染めず、前向きな気持ちにもなれず、異動を希望する人材が私の職場に居るって話はしましたっけ(苦笑

    本人も辛い思いをしたでしょうが、本人の意図とは違い私の元で一時預かりとなりました。本人はフィジカルがついていかず、他部署への異動を希望しています。

    無理せず怪我せず、新たな異動先が決まるまで可不可なく過ごしてくれれば。と思っていました。しかしながらどれだけ待っても新たなオファーは来ませんでした。

    対象者は本意でなく現在の職場にいること、会社側が要望を聞いてくれないこと、現在の職場はフィジカルが対応できないこと。周囲に漏らす愚痴は全てがネガティブなんですよね。

    するとどうしても周囲に対してマイナスの影響が出てくるんですよね。

    やる気が見えない。感じられない。覚える気がない人に教えたくない。教える時間が無駄だと。

    私としても過誤できないレベルになってきてしまいまして、、、

    本人を呼んで話しました。

    現在、あなたが置かれている現状と立ち位置。ネガティブな発言が多いと運気を下げて、周囲に対しても悪影響を及ぼすこと。

    このままでは、あなたも我々も、会社も誰も幸せにならないこと。

    そして何より、コーチである私が今まで真剣に接しなかったことをお詫びし、今後は一人の部下としてコーチングを進めるので、マインドセットして自分ができることを探し、チャレンジして欲しい旨を伝えました。

    それが先週の金曜日なのですが、週明けの月曜日である今日、会社側から他部署への異動を含め提案したいことがあると、、、

    何とタイミングの悪いことでしょう(涙

    お互い、少しだけ距離が縮まってこれから相手のポテンシャルを引き出そう。と思って自ら鼓舞した瞬間に箍を外されたようになってしまいまして、、、

    この先どうなるか分かりませんが、もうしばらく私の元に預けて欲しい旨を会社に直訴しようと思います。

    お互いHappyになれるか分かりませんが、コーチとして力量の見せ所だと思いますし、やれるだけチャレンジしたいと思います。

    一朝一夕に結果など出ません。

    どうなるか分かりませんが、コーチィの可能性を信じて寄り添いたいと思います。

    一瞬でも私を信じてくれたのであれば、コーチィのポテンシャルを発揮し、目の輝きを取り戻すまで寄り添いたいと思います。

    困難な旅になるでしょうが、相手に不足なしです。お互い成長しながらゴールを目指しましょう。

    Have a nice your journey!

  • モチベーター

    皆さんは他人に相談てしますか?

    諸説あると思いますが、人は相談と言いながら自分の欲しい回答は決まっており、その欲しい回答を言ってくれそうな人に相談する。って言いますよね。

    じっくり話を聞いて欲しい時は途中で話を折らず、最後まで自分の主張を聞いてくれる人を選び、自分の能力に苛まされている時は、自分よりもエネルギッシュで叱咤激励をしてくれそうな人に相談するのでしょうか?

    あながち間違いではないような気がします。

    つまりは自分自身が自問自答した際の解に自信が持てないとき、あなたの考えや主張は間違っていないよ。って背中を後押しして欲しい!って思った時に相談するのでしょうか。

    それでは、そこにコーチングの入り込む隙はあるのでしょうか?

    コーチとはコーチィを目的地まで送り届ける役目です。

    コーチィが背中を押して欲しいって思う瞬間に、背中を押せるのが優れたコーチなのではないでしょうか。

    それではどうやってその瞬間を見極めましょうか?

    一般的には日々、コーチィに寄り添うことで僅かな変化にも気付くようになり、その一瞬の変化を見逃さずアドバイスする。

    そのような回答になる気がします。あながち間違いではないとは思うんですが、コーチとて聖人君子ではないわけで、、、

    コーチの本質とはコーチィの内省に寄り添うことかと思います。

    まだ、何をやりたいか。すら決まっていないコーチィに対して、気付きを与え目標を定め、希望を持たせることができるのが優れたコーチではないでしょうか。

    具体的には、ぼんやりしていたコーチィの目に、魂が宿り将来に対する道筋と希望を見出した瞬間に立ち会えたらコーチ冥利に尽きるのではないでしょうか。

    そこに正解はないのです。

    コーチもコーチィもお互いに気付きを与え与えられながら成長し、将来に希望を見出せた瞬間に人は変わると思いますし、その手助けをできるのがコーチでありモチベーターな気がします。

    繰り返しますが、コーチの理想に近付けるのがコーチングではなく、コーチィの内省に寄り添い、コーチィの目指す方向を顕在化し、目的地まで誘うのがコーチです。

    コーチはコーチィの一番の理解者であり、支援者でありファンでありたいですね。つまりは一番のモチベーターでいたいですね。

    Have a nice your journey!