例えばですが、息子が父親の身長を抜いた時。家族でドライブに行く際、父親ではなく息子がハンドルを握るようになった時。
娘の相談相手が母親ではなく、友人や彼氏になったとき。娘が実家に帰るのではなく、母親が娘を訪ねるようになった時。
いかがでしょう。家族内でも世代交代を感じたり経験したりした方はいらっしゃるでしょうか?
当たり前とは言いませんが、子が親を超える時、一つの世代が動くような気がします。もし、あなたが親だとして、その瞬間を喜びと感じるのか、それとも寂しさが募るのか。
子離れと親離れはどっちが先の方が良いんですかね?
本来家族というのは、利害関係はないはずなのでどっちが良いとか偉いとか無くても良いはずなんですけど、どうしたものか実際には利害をお互いに譲れなかったり搾取したりって状況が生まれている気がします。
成人しているのに、事細かく自分の正解を子供に押し付ける親の何て多いことか。
一方で子供も幾つになっても自立せず、最悪の場合は親の年金を当てにして暮らしている輩の何て多いことか。
今まであなたを大事に育てて養育費も掛かっているんだから、社会人になったら親に還元しなさい。という主観極まりない理論をかざし子供から搾取する親。
反論でもしようものならば、この恩知らずと罵られそうですね。
一方で大事に大事に育てた挙句、社会の厳しさに耐えられず社会との接点を失い、自立できない子供。当事者意識など持てるはずもなく、自分の思い通りにならない事象について全て周囲や環境のせいにしてしまう歪んだ考え。
>愛することと、相手を思い通りにすること。
>失敗から遠ざけることと、失敗から学ばせること。
>愛情を注ぐことと、相手の自尊心を大事にすること。
>できないと可能性を潰すのではなく、可能性を信じて寄り添うこと。
似て非なる言葉ですし、長期的視野で考えたら結果は真逆にすらなってしまいます。
親もかつては子でしたし、親になったとしても新米なのです。
間違って当然ですし、間違った時こそ子供と同じ目線で考え話し合い最適な解を都度、導き出して一緒に歩んで欲しいですよね。
正解などないのですから、失敗に敏感になり過ぎることなく、周囲の目など気にすることなく、当人同士が納得する方向に進めば良いのではないのでしょうか?
例えばですが、長嶋茂雄の息子として生まれた一茂は、人知れず物凄いプレッシャーの中で生を受け、人生を歩んで来たのではないでしょうか。野球選手としての功績は父親の足元にも及びませんが、どうですか、現在はタレントとして物凄く活躍して世間から認められていますよね。
父親とは違う道で自分の才能を開花させた、素晴らしい例ではないでしょうか。
桑田真澄とMattとか、小泉純一郎と小泉孝太郎とか、森英恵と森泉、森星とか、二世、三世でも異なる業種で華々しい活躍している人たちは大勢いるような気がします。
決して親が子供の将来に向けてレールを敷くのではなく、子供の可能性を信じて寄り添った結果だと思うんですよね。
大谷翔平と真美子さんの間にお生まれになったお子さん。どのようなジャンルで活躍するのか楽しみですね。
さ〜皆さんもコーチィの可能性を信じて寄り添いましょう!
Have a nice your journey!