>ケーキ屋さんのショーケース前で、〇〇ちゃんは〇〇が好きだからこのケーキが良いと思うよ。
>デパートの子供服売り場で、〇〇ちゃんは〇色が好きだからこのお洋服が似合うと思うよ。
>ファミレスで、〇〇ちゃんは〇〇が好きだからこれにしようね。
悪気は無くとも、子供に対して上記のようなコミュニケーションをしたことはありませんか?
自らの経験から導き出した解に子供を誘導している事に気付いているでしょうか?
このようなコミュニケーションを続けると、良い子でいなければと考える子供は無意識のうちに、何事に対しても親の解を探してしまう癖がついてしまいます。
子供の答えに予測がついても、子供の回答が予想通りだったとしても、毎回毎回、子供に考えさせて判断をさせる。って事を習慣化させてはいかがでしょうか?
その中で小さな失敗は起こるかと思います。ですがそこで「ほらね言ったでしょ」とか「だから言わんこっちゃない」とか思っても心に出さず子供の意思で失敗をどのように捉え、その失敗から何を学ぶのかを見届けて欲しいです。
沢山の失敗から学びを得て何度も立ちあがる経験が、学生、社会人となる過程の中で、自ら考え自らの責任で行動できる主体性を育み、失敗しても次のチャレンジに向かう強さと、周囲で失敗している人を見ても蔑んだりする事なく、受け入れ、認め、時には手を差し伸べることができる優しさであったり多様性が磨かれるのではないでしょうか。
子供だからではなく、1人の人間/個性と対峙すると思って相手を敬い、尊重することが健全な成長を促すのではないでしょうか。
決して何でもかんでも、子供の選択を尊重しては?という極論を申し上げている訳ではありません。
例えばですが、交通ルールを守らせたり、図書館、病院といった公共の場での立ち振る舞い。食事(ビュッフェやレストラン)のマナーなど本人の安全や周囲に影響を及ぼすシチュエーションなど、ルールが存在する場所についてはルールは教えるべきかと思います。
ティーチングとコーチングをバランスよく組み合わせて、子供の個性を育みたいですね。
Have a nice your journey!