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    コーチの役割って何でしょう?

    以前にもブログに載せましたが、コーチィを支援し目的地まで送り届けることが役割かと思います。

    目的地まで送り届ける中で、やはりコーチィをモチベートし、内省化を促しポテンシャルを発揮させることが非常に重要だと考えます。

    しかしながら、世の中のコーチたちは相手に寄り添うのではなく、自分の中の正解を相手に押し付けるコーチングがどれほど多い事か。

    それだとモチベーションが上がらず、結果、長期的な生産性を削いてしまっている事に、どうしたら気づいてもらえるでしょうか?

    長距離競技出身のコーチが、自分の教え子に対して種目を問わず長距離メニューを課す。

    ピッチャー出身のコーチが、試合中、明らかに調子の上がらないエースを続投させ、ワンサイドゲームになってしまう。

    理系出身の先生が、文系の生徒にマウントを取る。

    運動部出身の上司/先輩が運動部出身の後輩を優遇する。

    などなど、自分の経験があたかも世の中の正解かのように信じ込み、周囲に振る舞うことが誤ったコーチングにつながっているように思います。

    世の中の常識は物凄いスピードで移り変わりますし、変化に対応できる人材を育てる必要があるのではないのでしょうか。

    目の前にいるのは決して自分の化身などではなく、別の個性を持った存在だと認める事ができたら、どうやって相手の個性を伸ばして内省させるか?に注力できますかね?

    日本人ってディベートが苦手じゃないですか?自分と違う意見=対立だと認識してしまう人、ケースが多いのが一因な気がします。自分と違う意見を持つ人がいるのは当たり前ですし、相手の意見を尊重することが多様性につながるのではないでしょうか。

    多様性がもっともっと生活に馴染んでくれば、年長者に対しても違う意見が言える風潮が生まれるでしょうし、年長者も若輩者が自分と違う意見を持つ事に対して違和感を持たなくなるのではないでしょうか。

    世の中(常識)が変わるのはとても時間がかかります。ですが誰かが異論んを唱えなけれは常識は動きませんし、もっと良くなる世界が待っていると信じて発信を続けたいですね。

    Have a nice your journey!