べき論

男はこうあるべき。女はこうあるべき。

大人らしさ。子供らしさ。

長男はこうあるべき。末っ子だから。

妻はこうあるべき。夫は⚪︎⚪︎すべき。

結婚したら⚪︎⚪︎すべき。

初心者は⚪︎⚪︎すべき。

新入社員は⚪︎⚪︎すべき。

新しく組織に加わった人間から挨拶すべき。

若人は年長者に従うべき。

コーチィはコーチに従うべき。

店員はお客様に従うべき。

後輩が雑用をすべき。

乾杯はビールですべき。

寿司屋では光り物から食すべき。

蕎麦屋では冷たい蕎麦を注文すべき。

ラーメンは硬麺で注文すべき。

肉はレアで焼くべき。

餃子にはにんにくを入れるべき。

食通は焼き鳥を塩で食すべき。

修行は皿洗いからすべき。

見習いが一番最初に出勤すべき。

新入社員がお茶汲みをすべき。

野球部は坊主頭にすべき。

初心者は左側を通行すべき(車の運転)

男はコーヒーをブラックで飲むべき。

女は愛嬌を振り撒くべき。

皆さんの中に当てはまる【べき】はありましたか?

皆さんの中にはどのような【べき】がありますか?

【べき】に当てはまらない人を見た時、自分が【べき】から外れてしまった時、ストレスを感じませんか?

【べき】に対する思いが強ければ強いほど、外れた時に受けるストレスも強くなり、感情コントロールが苦手な人ほどストレスが怒りに変換され、最悪の場合他者にその怒りが波及してしまうのです。

結局のところ、自分で自分を生き難くしていませんか?

枠のない世界を想像してみてください。

枠がなければ枠をはみ出す。という概念が生まれないのではないでしょうか?

枠からはみ出なければストレスや怒りは感じないと思いません?

コーチが出来ること。それはコーチィの枠をできるだけ広げてあげることではないでしょうか?

枠が広ければ広いほど、ストレスや怒りといった感情から解放され、他人の価値観に対しても寛大になることができるようになり、多様性の世界が広がると思いませんか?

べきが強く枠が狭ければ狭いほど、自分も他人も傷つけてしまうのです。

最悪の場合、自分のべきと相手のべきが交わる世界を見出せない時に争いが生まれるのです。

世の中のコーチの皆さん。一緒に寛大な世の中を作ろうじゃありませんか。

相手を赦す心を育みましょう。

Have a nice your journey!

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