聖人君子

いくらコーチとて聖人君子ではないわけで。

コーチィ自身が前向きな気持ちを持ち、でどうにか現状を打破したい想いとか、コーチのアドバイスを素直に聞き入れる土壌とか、人の悪口ではなく自らが当事者意識を持つ感覚であったり、総じてポジティブな人に対してコーチングは有効だと思うんですよね。

しかしながら、何を言っても私は無理、出来っこない、能力がない、向いてない。と全てがネガティブで、出来ることを探しましょう。という提案にすら向き合ってもらえない場合、コーチの皆さんはどうしていますか?

理詰めでいっても余計に殻は閉じるでしょうし、相手の意思ばかりを尊重していては、コンフォートゾーンから抜け出す事はなく、成長が見込めません。

セオリーで考えれば、コーチとコーチィの目指す目的を一致させる事が、まずは必要な訳で。

意図や背景を理解してもらって、何とか前向きに取り組んでもらおうと意識付けしても、受け入れられず。

困りましたね。どうしましょうか?

向上心を持てないコーチィに向上心を持たせることがコーチの役目なのでしょうか?

向上心を持てない人材にコーチングの時間を設けてなかなか結果が出ず、組織としては本来、コーチングを実施して欲しい人材へのコーチングができず、組織全体のパフォーマンスが下がる。これは本末転倒ではないでしょうか?

あなたがコーチなら見切りますか?

でも、あなたが見切ってしまったら、そのコーチィは今後の人生をネガティブに捉えたままで、自らの可能性を閉ざしたまま過ごすことにならないでしょうか?

コーチとしての腕が問われそうですね(汗

相手に何かしらのアクションや目的を与えて合意しようとしてもうまく行かなそうですね(汗

私ならどうするか?

先ずは組織の一員として存在を認めましょうか。

周囲からポジティブな雰囲気を感じたら本人も感化されますかね。

実はこちらの案件は現在進行中でして、結果が出ていません。

私事ですが、現在最難関のコーチィと対峙しており、進展があればまた報告させていただきますね。

繰り返しますが、コーチとて聖人君子ではありませんし、万能でもないでしょう。しかしながら問題に対して真摯に向き合い、コーチィと共に成長したいですね。

Have a nice your journey!

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