確かに経験はアドバンテージになるでしょうが、決して万能ではないのです。
コーチング日記というタイトルでこのブログを始めましたが、なかなか日記らしいことは書けず、これまではコーチングの概念であったり大局的な話に終始していました。
今日は、初めて日記らしい記事にチャレンジしたいと思います。
若手が問題解決のお題を上司から与えられるセッションがあったのですが、中堅のリーダーが「それ前やったけどダメだった、結構投資してもらったけどものにならなかった。」って否定したんですよね。
コーチの役割はコーチィの可能性を信じて支援する事です。
鼻から諦めて可能性を否定するような声掛けは最低な訳で、否定された瞬間にコーチィは自信をなくし、自分の可能性を閉じてしまいます。
例え、自分に経験があったとしても、決して否定する事なくコーチィの可能性を信じて欲しいです。
私としては上司から新たなアサインを受けている最中、先輩に否定的な声かけをされたらどう思うか?
あくまでもコーチィに対する声かけに対して、横にいる先輩から可能性を否定するような横槍が入ったらどう思うか?
コーチ自身も若手時代に感じたことがあるであろう、経験というどうしても埋めることができない圧倒的な有意差を持って否定される事の重大さをコーチングしました。
決してみんなが驚くような結果を望んでいるのではなく、コツコツと自分ができる範囲でトライ&エラーを繰り返して、自らの成長に繋げて欲しい。という意図が裏にはあるはずなんですよね。それを鼻から経験という名の暴力で閉ざすのは組織にとっても、コーチィにとっても良い事はなく。
昔自分がチャレンジして乗り越えられなかった壁を、若手、後輩がチャレンジしよう。ってなった時、壁の上から「だから言っただろ」って突き落とす役目ではなく、自分がチャレンジした経緯や方策を共有し、新たな視点や現在の技術を駆使して一緒に乗り越える支援者(コーチ)であって欲しいですね。
Have a nice your journey !
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