皆さんの周りには、自信に満ち溢れている人と謙虚な人どちらが多くいらっしゃいますか?
皆さん自身はどちら側ですか?
自信に満ち溢れている人って格好いいですよね。決して虚勢を張るのではなく、落ち着いた佇まいと上品な仕草が似合う大人になりたいですね。
一方で謙虚な方は周囲の空気を読み、決して自分が出しゃばる事なく他者を尊重するイメージでしょうか。
皆さんはどちらになりたいですか?
それぞれが個性であったりはすると思うのですが、自分自身を正しく認知するのって難しいですよね。
努力は認めてもらいたいですし、自分の考えを押し殺してまで周囲に馴染む必要はないと思いますし、、、
コーチングするうえでメタ認知って密接な関わりがあると思うんですよね。メタ認知の高い人間にコーチングすると共感が得られ易く同じ目線で物事を捉えることができるのですが、メタ認知が低い、苦手な人へのコーチングが困難を極めます。
成長のヒントになるようなキーワードを用いても、コーチィが「それは出来ている。その能力は既に備わっている。」と自分を過大評価することが多く、認識にずれが生じてしまいます。
するとどうなるかと言うと、視座を変えて物事を俯瞰して見れるような実例や例題を出して目線を合わせる作業が必要になってきます。コーチングなのでその作業自体は何も問題はないのですが、コーチィはコーチングセッションだけでなく、普段の生活、仕事中の振る舞いなど、全てにおいて自己認識が低く他者のアドバイスを素直に聞き入れる事が苦手です。
人の話を聞かない。とかではなくアドバイスの内容が自分には備わっているものなので、必要ない。という判断になってしまうのだと思います。
さてどうしましょう?
様々な対応が考えられますが、
>視座を上げる訓練をする。
>物事の流れを箇条書きで実際に書き出してもらう。
>コンフォートゾーンから抜けさせる
>難しい課題を与える?
>出来ていない事をストレートに伝える。
などでしょうか?
総じて、自己認識やメタ認知が苦手な人は、そもそも人からのコーチングなんて必要ない。と思っている方も多くいらっしゃると思います。
どうやって相手に信頼してもらって、興味を持ってもらって、一緒に成長しよう。ってメッセージを伝えることが大事になる気がします。
コーチ自身がコーチィの自己認識が低い。と思った時点でコーチにもバイアスが掛かってしまう気がします。
虚勢ではなく本当の自信が備わるお手伝いをしたいですね。
Have a nice your journey!
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