偉人や著名な成功者は皆、選択を迷った時は困難な道を選んだ方が、後の成功や成長に繋がるという趣旨を言う人が多いですよね。
例えばですけど、明日、健康診断を控えているのに欲に負けて暴飲暴食するとか、試合が近いのに鍛錬よりも遊びを優先するとか、非常に分かり易い選択ならば、自らの判断で選択し、もし結果が伴わないのであれば、自分で反省できるかと思います。
しかしながら、受験する高校や大学を選ぶ、就職先を選ぶ、業務命令の転勤と家庭優先のプライベート重視どちらかの未来を選ぶ、Projectをどのように進めるかとか、そもそも事業から手を引くか?などなどちょっとやそっとじゃ選べない事も多々ありますよね。
どうやって選んだら良いのでしょうか?
自分の特技、長所を理解したうえで自分が輝けそうな進学先、就職先を選んだとして、理想と現実のGapを受け入れられず精神的ダメージを負ってしまう方もいらっしゃると思います。
そこで素敵なメンターやコーチに出会えば、現実の受け入れ方、自らの考え方、物の見方が変わり壁を乗り越えられるかも知れません。しかしながら世の中そこまで幸福な人は少ないように思います。一人で悩み自分を責めGapに苦しむ人も多いのではないでしょうか。
なかなか自分の力だけで苦難を乗り越えるのは難しいですよね。
個人的な意見ですが、世の中が失敗やピボット(方針転換)にもっと寛大であれば、自らの選択が間違ってたと周囲に打ち明け、違う道を探して再出発すればいいだけな気がします。
ですが本人は、周囲に失敗を知られたくない。お世話になった人に顔向けできない。一番近い存在であるはずの家族にでさえバレたくない。と思っているのではないでしょうか。
それはなぜか?
幻滅されたくないと思っているのですかね?
大多数の人々は失敗を罵る事なく、新たなチャレンジを応援してくれるような気がします。思い悩んで失敗を打ち明けたら、思いの外すんなり受け入れられた。と言う経験をみなさん持っていないですか?
それなのになぜ打ち明けられないのか?
人間、喜びよりも恐怖や恥じらい、劣等感を受けた記憶の方が圧倒的に心の傷として残っているような気がします。
つまりは、再び傷つくのが怖くて打ち明けられないのではないでしょうか?
さあ、皆さんの出番ですよ!
自ら選択して一歩を踏み出した勇気、現実を実際に見たからこそ得られた経験など、出来たこと得られたことを共感して、まずは支援しましょう。
同じ過ちを犯さないために、次は何を準備するべきなのか?どのようにして情報収集すべきか?自己認識にアップデートはないか?本人が経験と学びを正しく認知するために、質問を繰り返してあげて下さい。そうすると頭の中が整理でき、学びを具体的に言語化できるようになるのではないでしょうか?
続いて本人の口から、次にすべき事象が具体的に述べられたら、1段コーチィはステップアップしたのではないでしょうか?
全ての選択問題を毎回正解するクイズ王なんていませんよね?
ましてや凡人の我々は選択は間違うものと思っていても良いのではないでしょうか?
失敗しても立ち上がり、成功するまで継続することが、成長であり成功につながる道のような気がします。
コーチこそが失敗を認め、失敗から何度も立ち上がる姿を率先して示そうではありませんか。
未来の世の中がもっともっと失敗やピボットに寛大になるように。
Have a nice your journey!
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