月並みな言葉ではありますが、試練は乗り越えられる人間にしか与えられない。といった偉人の名言は聞いたことはありますか?
あなたは率直にどう思いますか?
試練を乗り越えた人間だけが辿り着ける境地でしょうか?
それとも困難な局面に陥った時こそ、自分やコーチィを鼓舞するために用いる比喩でしょうか?
人間誰しも生きていれば、大なり小なり悩みはあるでしょうし、人それぞれの方法で困難に立ち向かっているのではないでしょうか。
ダイエット初日、頑張って炭水化物の摂取量を減らすことができた自分。1日、2日で結果は出ないと頭では分かっていても、余りの体重の変化の無さに落胆し、投げやりになってカロリーを過剰摂取してしまった3日目の自分。
どちらも紛うなき自分ですよね。
いつ何時、どのような試練が訪れても乗り越えられる。って自信を持って言える人は見たことありませんし、どんなに困難は遭遇したくない!って思いながら暮らしたとしても、人それぞれ何かしら思い通りにならない現状に遭遇する時はあるのではないでしょうか?
例え他人から見たときに取るに足りない小さな試練だとしても、乗り越えた本人にしか味わえない喜びがあるでしょうし、一方でどんなに努力しても乗り越えられなかった壁も存在するのではないでしょうか。
極論を言えば、当人にとっては試練であっても他人には試練でない事もあるでしょうし、他人が試練だと思っている事象に対して自分にとっては試練でも何でもなく当たり前のことだったりする訳で。
乗り越える辛さは当人にしか分かりませんし、ひょっとしたら他人が試練を乗り越える辛さや、痛みを同じレベルまで理解できることはないのかも知れません。
赤ちゃんにとっては、未知の物体を口に運ぶのは試練ですし、幼児や児童が初めて一人で電車に乗るのも試練かと思います。女性が一人でラーメン屋さんに入るのも試練でしょうし、おっさんがエステ店に入るのも試練なのです。
ですが、一度乗り越えてしまえば、経験する前に怯えてたほど大したこと無かったな?って思えることが大多数ではないでしょうか?
可愛い子には旅をさせよ!とは良く言ったもので、世の中の摂理を的を得て表現していると私は思います。
試練という亡霊に怯えていただけで、真正面から立ち向かったら、意外とあっさり乗り越えてしまえる壁も多くあるのではないのでしょうか?
試さず、行動する前から悲観するのではなく、勇敢に困難に立ち向かえるマインドをコーチとしてコーチィに授けたいですね!
Have a nice your journey!
コメントを残す