あの時もっと努力しておけば良かった。
あの時どうしてあんな判断したんだろうか?悔やんでも悔やみきれない。
どうでしょう?
皆さんも大なり小なり、過去の自分の判断を悔いた経験はあるでしょうか。
いくら自責の念を感じたところで過去から続く現在は変わらないわけで、、、
辛いですが、これが現実なのです。
コーチである貴方はコーチィがもし、悔いていたら何と声かけしますか?
>今の実力がこれだ。
>努力が足りなかった?
>運が悪かった?
>今回は成長するための試練の時である。
>次の機会に備えて、早速失敗の分析に入る?
人は失敗から学び、成長する。
頭では分かっているのですが、そう言われましても特にメンタルは論理的に説明できないことも多々ありますし、そのような状態で相手の心に入り込んだとて、コーチィの心の傷口を広げてしまうだけな気もします。
それならばどうすれば良いのか?
先ずは、コーチィに寄り添いたいですね。コーチィの下した判断に同調し(私は味方ですよ)って意思を伝えることで、少しでもコーチィに安心感を与えたいですね。反省や今後の方策はコーチィのメンタルがある程度回復/安定してからで良いのではないでしょうか。
鉄は熱いうちに打つ必要がありますが、人間はそんなに短時間で衝撃を与えなくても良いのではないでしょうか。完全に冷め切る前に反省し、原因や真因を話し合いたいですね。
>なぜ見通しを誤ったのか?
>どうしてリスク分析が甘くなってしまったのか?
>何故、相手や環境の変化に気付けなかったのか?
>当初の想定よりも相手が上回ったのか?
>俯瞰力が足りず、想定外を作ってしまったのか?
コーチィに寄り添い敗因を見つけ、今回の経験をどうやって次の機会に生かすのか?お互いが納得できるまで話し合ってみて下さい。
人間誰しもが失敗を経験します。個人的な意見になりますが、小さい頃から失敗をたくさんして、失敗に対する免疫を付けた方が環境対応力が高くなるような気がします。若い頃に失敗の経験が乏しいと、大人になって直面した自らの失敗を自分事として受け入れることが難儀になるのではないでしょうか。
本当に時が経ち、あの時の経験があるから今の自分がある。ってコーチィに言ってもらえるくらい、寄り添って成長のサポートをしてあげられたらお互いに幸せですね。
一方でコーチ自身が挫折した時はどうしましょう?
妄想に浸りましょうか?(笑
どこかに妄想に付き合ってくれる天使は居ないですかね(笑
居たら誰も思い悩まないですよね(涙
どんなに悔いても時間を巻き戻せないのは世の常であり、コーチとて生身の人間であり、決して聖人君子ではありません。
論理的に整理できないこともあるでしょうし、無駄に悪あがきするコーチが居ても逆に人間味があって良いのではないでしょうか!
とは言え、いつまでも現状を打破できずに、その場に留まっているのはコーチとしての資質を問われそうで、一刻も早く立ち直る必要はありそうです。
どうするか?
やはりセルフコーチングで乗り切るしか無さそうですね。自己肯定感を失うことなく、自分自身の判断や内省に向き合い、地道に解像度を上げていくプロセスが必要になりそうですね。
一流と呼ばれる経営者は感度の高いセルフコーチングのスキルが備わっているそうです。
でもそのスキルは生まれながらに備わっていたわけではないと思うんですよね。
つまりは我々にもまだ可能性はあるんじゃないですか?
さぁ!皆さんも自らを更なる高みに引き上げる旅に出ようではありませんか!
Have a nice your journey!
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