皆さん、Pay It Forwardって言葉を聞いたことありますか?私が日本語に訳すなら「恩送り」という言葉を当てはめたいですかね。
恐らくGive & Takeという言葉はよく聞くと思うんですよね。誰かに何かをしてもらったら、機会を見て恩を返す。即ち「持ちつ持たれつ」「ご恩と奉公」のイメージかと思います。
別に悪い事だとは思いませんし、世の中のほとんどの事象がそうなっており、生活の営みの基本なのではないのでしょうか?
それではPay It Forwardとはどういうことか?
誰かに恩を与えたら見返りを貰うのではなく、その誰かはまた別の誰かに恩を与えるのです。するとまた別の誰かが、また別の誰かに恩を与えるという、次々に恩を与えるスパイラルを回すことがPay It Forwardです。
昭和な例で申し訳ないのですが、
漢気のある先輩が居酒屋で悩みを聞いてくれた挙句に飲み代まで奢ってくれました。最後に先輩が後輩に言う捨て台詞は決まって、「俺に礼は返さんでええ。その代わりお前もいつか後輩を大事にしたれ!」めっちゃシンプルですけど、格好良くないですか?
私は今だにこの流れ好きですよ(笑
みんな漢になったらいいんですよ(笑
冗談はさておき、良いとか悪いとかではなく、見返りを求めるのが日常過ぎてみんな麻痺しているんですよね。
>店員はお客様の要望に応えるべき
>営業マンは顧客の好みを知るべし
>先生は生徒の才能を開花させるべき
>母親は美味しい料理を作るべき
>父親は生活に困らないサラリーを稼ぐべき
>長男は実家を継ぐべき
>長女はお婿さんを探すべき
見返りを求めているつもりはないでしょうか、マジョリティの考える「べき」が誰かを追い詰めてしまっているのです。
料理が苦手な母親がいたっていいし、実家を飛び出す長男が居たとて世界は崩壊しないのです。
Pay It Forwardを難しく考えないで下さい。
もし、貴方の近くに
>自分は長男やから家業を継ぐんよね?
>自分は姉妹の長女やからお婿さん貰わんとね。
周囲からしたら何気ない「べき」を求められれて自分の本心に蓋をしている人が近くにいたら「もし、何のしがらみもなかったらやってみたい事って何?」って聞いてあげるだけで、当事者にとっては世界が広がるのではないでしょうか?
誰かに恩を送る。なんて難しいことは考えず、心の声を聞いてあげるだけでも立派なPay It Forwardになるのではないでしょうか?
コーチたるものビジネスだけでなく、あらゆる機会の中でコーチングを広め、一人でも多くの人に活力を与えようではありませんか!
Have a nice your journey!
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