あなたは目先の結果と将来の成長のどちらを優先しますか?
想定外の事が起きた時、目の前で問題が起きた時、コーチの皆さんはどのように対処しますか?
安全で確実な結果に導くためにティーチングの要素を多く入れてコーチィを誘導しますか?
それとも目先の結果に一喜一憂する事なく、コーチィに寄り添い遠回りしてでもコーチィの成長を求めますか?
例えばですが、進学塾なり高校なりの指導方法として、国立大学の合格者数を目的にしていたとします。
本来、生徒の個性や内省に寄り添えば、正解は国立大学だけが全てではないと思います。
しかしながら、目的が生徒の成長ではなく、短期的な国立大学の合格者数になってしまうと、生徒の内省よりもあたかもそれが正解のように国立大学を志望するように仕向ける指導がまかり通ってしまうのではないでしょうか?
統計が無いので(私の中で)エビデンスはありませんが、どちらのコーチに従事して進学した生徒が充実した学生生活と先に続く社会人生活が希望に満ち溢れているかと言えば、自らの内省に寄り添う指導をしてもらった生徒の方が充実した未来を描けるのでは無いでしょうか。
様々な事情はあると思いますが、組織(学校)としては目に見える結果を欲しがりますよね。
もしあなたが進路指導の教員であったとして、上を見て自分の信念に蓋をしてまで、上が望む結果を求めるのか?
それとも、上からのプレッシャーは上手にいなし、自分の信念に従って生徒(コーチィ)の進路指導をすべきか?
もちろん、理想は後者かと思います。
みんな分かっているとは思うんですよ。後者が理想だとは、でも権力に屈するのか、理想を貫くことに疲弊してしまうのか、はたまた青臭い理想を掲げる自分に嫌気が差すのか?
理想とは違った行動を正当化してしまう弱さを、我々生身の人間は自覚すべきかと思いますし、当事者として考えたいですね。
コーチの皆さん。巨大な権力に立ち向かうのが最良の方法だとは決して思っていません。
しかしながら、コーチィのポテンシャルは最大に発揮させたいですよね?
是非、長期的視野を持ち、目先の結果に一喜一憂することなくコーチィの成長を見守りたいですね。
いっしょに正しいコーチングを広めましょう!
Have a nice your journey!
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