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  • 権力

    最近、超大国のリーダーが見境なく、自らに反抗する勢力に対して軒並み大鉈を振るっている様子をニュースで見ますよね?

    そりゃ〜誰だって、自分の意見に賛同してくれる人はありがたいし、シンパシーを感じますよね。しかし世の中には一定数の割合で自分とは考えの違う層は存在するのが定石かと思います。考えが違うからと言って左遷したり懲罰を与えていい理由にはなりませんよね。そんな事してたら自分の周りにはYesマンしか集まりませんし、自分と違う意見を排除していたら軋轢しか生みませんよね。多様性とは真逆の争いが絶えない社会が形成されてしまいます。

    これまで歴代の世界に誇るリーダー達が地道に築き上げてきたモラル、道徳を踏み躙るような言動や権力の乱用は、いかがなものかと思います。

    自分の意見に従わなかった者については、鉄槌/粛清を下す。

    リーダーがやっていい行動ではないですよね。

    個人の能力ではなく、自分にどれだけ忠誠を誓うか?が出世に影響する。おべっか(おべんちゃら)の上手な奴が要職を手に入れる。

    そんな世の中でモチベーション上がりますか?

    結局は上に立つ人間の器によって組織の文化が醸成され、所属する人間の成長する可能性が決められる気がします。

    トップの人間が俺の言う事を聞け。と言うタイプのリーダーだった場合、その組織や所属する人間が営む行動であったり、仕事のアウトプットはトップの人間が想像できる範疇にしかならないのです。

    一方で、トップの人間が部下や組織人の感性や可能性を信じ、様々なチャレンジを容認している場合、アウトプットや成長は無限大の可能性を秘めているのです。

    リーダーたるものどっしりと構えて、部下たちが最大のアウトプットを出せるようにサポートしたいですね。目先の結果ではなく長期的視野を持って、組織と個人の成長を促すのが役目ではないでしょうか。

    そもそも他人様に言うことを聞かせようと言う思想が間違っているような気がします。自らの意見はあくまでも選択肢のうちの一つであって、世の中には選択肢が無限大に広がっていることを教えなければ、成長の機会を奪ってしまうのです。

    レストランに行って自分の頼みたい料理も頼めないような会食が楽しいですか?

    先輩や上司にひたすらおべんちゃらを伝える飲み会に行きたいと思いますか?

    結果、能力よりも忠誠心によってレギュラーが決まるクラブチームに在籍したいと思いますか?

    自分のやりたいことより、上司の顔色ばかりを伺う組織に創造性が生まれると思いますか?

    上司、監督、リーダーたるもの、自らの権力ではなく自らの器と人間力で組織を繁栄させて行こうではありませんか。

    若者達がこの国の将来に希望を持てるように!

    Have a nice your journey!

  • 結果と成長

    あなたは目先の結果と将来の成長のどちらを優先しますか?

    想定外の事が起きた時、目の前で問題が起きた時、コーチの皆さんはどのように対処しますか?

    安全で確実な結果に導くためにティーチングの要素を多く入れてコーチィを誘導しますか?

    それとも目先の結果に一喜一憂する事なく、コーチィに寄り添い遠回りしてでもコーチィの成長を求めますか?

    例えばですが、進学塾なり高校なりの指導方法として、国立大学の合格者数を目的にしていたとします。

    本来、生徒の個性や内省に寄り添えば、正解は国立大学だけが全てではないと思います。

    しかしながら、目的が生徒の成長ではなく、短期的な国立大学の合格者数になってしまうと、生徒の内省よりもあたかもそれが正解のように国立大学を志望するように仕向ける指導がまかり通ってしまうのではないでしょうか?

    統計が無いので(私の中で)エビデンスはありませんが、どちらのコーチに従事して進学した生徒が充実した学生生活と先に続く社会人生活が希望に満ち溢れているかと言えば、自らの内省に寄り添う指導をしてもらった生徒の方が充実した未来を描けるのでは無いでしょうか。

    様々な事情はあると思いますが、組織(学校)としては目に見える結果を欲しがりますよね。

    もしあなたが進路指導の教員であったとして、上を見て自分の信念に蓋をしてまで、上が望む結果を求めるのか?

    それとも、上からのプレッシャーは上手にいなし、自分の信念に従って生徒(コーチィ)の進路指導をすべきか?

    もちろん、理想は後者かと思います。

    みんな分かっているとは思うんですよ。後者が理想だとは、でも権力に屈するのか、理想を貫くことに疲弊してしまうのか、はたまた青臭い理想を掲げる自分に嫌気が差すのか?

    理想とは違った行動を正当化してしまう弱さを、我々生身の人間は自覚すべきかと思いますし、当事者として考えたいですね。

    コーチの皆さん。巨大な権力に立ち向かうのが最良の方法だとは決して思っていません。

    しかしながら、コーチィのポテンシャルは最大に発揮させたいですよね?

    是非、長期的視野を持ち、目先の結果に一喜一憂することなくコーチィの成長を見守りたいですね。

    いっしょに正しいコーチングを広めましょう!

    Have a nice your journey!

  • 偉そうなコーチ

    一昔前はコーチ/師と呼ばれる方々は威厳こそが、最強のツールであるかのように弟子たちに振舞っていました。

    師の前で弟子たちは直立不動で、教えを乞うていました。反論など許されるはずもなく、師が黒と言えば全てが黒になっていました。そのような教育がまかり通っている限り、指導を受ける側は考えることを止めてしまいますよね。

    しかし、今となってはもはや威厳による指導は時代遅れとなっていますよね。

    最近のコーチの象徴としては、WBC日本代表監督の栗山監督、仙台育英高校野球部監督の須江監督、慶應高校野球部監督の森林監督、サッカー日本代表監督の森保監督、青山学院大学駅伝部監督の原監督など、各業界で成功しているコーチ業の方々は威厳ではなく選手に寄り添ったコーチング能力が長けているように映りますよね。それは決して選手を甘やかすとかではなく、個々の長所、短所を把握した上でコンフォートゾーンから抜け出させ、モチベートして更なる高みに引き上げるプロセスを取っているように見えます。

    世の中のコーチの皆さんに見習ってほしいですね。

    みなさんの近くにいる両親、先生、監督、親方、オーナー、⚪︎⚪︎長、先輩、上司、士業の方々などで、未だに威厳にしがみついている方はいませんか?

    そのような先生方に真正面から「時代遅れですよ」とはなかなか言えないでしょうし、言ったところで聞き入れてはもらえないでしょうから、難しいところですね。

    そのような方々が気付かずにカスタマーハラスメントとかやってしまいそうですね。

    自分に全く関係ない人であったら、ほっといても良いとは思いますが、自分と近い関係で一緒に食事などする機会があるようですと、食事の雰囲気とか一気に悪くなってしまいますからね。

    どうやって気づいてもらいましょう?

    師が店員に嫌味を言った後に「もし、私がバイトでお客さんにそんな事言われたらショックで止めちゃいますよ!」

    師が何か言う前に「この子は最近バイト始めたばっかりなんですかね?」とか「慣れない作業一生懸命頑張ってますね」とか、「自分がお酒を飲まないから注文間違えちゃったんですかね」などなど、店員さんの立場になって物事を先回りして言えると気づきを与えられるかも知れませんね。その中に軽いユーモアが入っていたら尚いいと思いますよ。(先生笑うと可愛いですね。などなど)

    師弟関係の場合、師が弟に対してコーチングをするのが一般的ですが、決してそれは絶対ではなく、弟の立場から師をコーチングすることも可能なのです。今回のお題のように。

    その時のポイントとしては、直球で論破するのは逆効果になってしまいますので、相手に気付きを与えられるような問いをしたいですね。相手がそのような考え方もあるんだ。って思ってくれたらラッキーくらいで、結果を意識し過ぎることなく軽い感じでジャブ打ってみて下さい。

    もっともっとコーチングが広まって、マイノリティ/弱者視点の考え方が理解されて、みんなが生きやすい世の中にしたいですね。

    いっしょにがんばりましょう。

    Have a nice your journey!

  • 判断

    攻めるか守るか?行くか待つか?言うか言うまいか?買うか買わないか?本能に従うか我慢するか?

    日々、迷いますよね?

    毎日、様々な判断を自ら下しているかと思います。自信を持って判断できていますか?

    >某国で起きた悲惨な沈没船事故。

    >某国で起きた飛行機事故の奇跡の生還。

    私は歴史学者ではありませんので、具体的な事象については言及は避けたいと思います。

    しかしながら、何となく上記2例のイメージは湧きますか?

    片方は悲劇の事故として世間からもバッシングされてしまうような死者を大勢出してしまった悲惨な事故です。一方、絶体絶命の状態から九死に一生を得たエピソードは美談として後世まで語り継がれます。

    結果は180度違いますが、それぞれの事象に携わった人、その時の判断を下した瞬間にそこまで大きな差があるのでしょうか?

    私には紙一重に思えますし、その表裏一体の判断を下したであろう当事者を責めようとは思いません。

    しかしながら、残酷なまでに結果は正反対なのです。

    目の前で問題が起きた時、主任→係長→課長→部長と常日頃から誰かしらの決済によって、判断していた人材。一方で上司の寛大な措置により日々、様々な判断を自ら行っている人。

    さぁ、有事の際、どちらの環境で育てられた人が瞬時に最適な判断を下せるでしょうか?

    船が沈没しそうになった際、リーダーである船長は客や乗組員を一刻も早く退避させ、自らは最後に船を降りるべきなのです。それがリーダーの責任なのです。

    残念なことに、普段から自らの責任で物事を判断をすることがなく、常に上にお伺いを立てているような人材は、有事の際に判断などできませんし、普段から責任を背負うことがないので、まごうことか自らが一目散に退避する行動を取ってしまうのです。

    私はそのような人を蔑みますが、責めようとは思いません。責めるべきはそのようなリーダーを育んだコーチです。

    普段から正論という名の暴力によって、本人の意思よりもべき論をかざすことにより、本人の考える力を無効化してしまっているのです。

    有事の際、何人もの上司の決裁を取っている暇はないのです。目の前の事象は刻一刻と変化しますし、状況を読んで最善の行動を取ることが求められるのです。

    有名な映画のセリフを拝借すなら、事件は会議室ではなく現場で起きているのです。

    現場にいる人間が正しい判断を下せるようなコーチングを提供したいですね。

    Have a nice your journey!

  • Pay It Forward

    皆さん、Pay It Forwardって言葉を聞いたことありますか?私が日本語に訳すなら「恩送り」という言葉を当てはめたいですかね。

    恐らくGive & Takeという言葉はよく聞くと思うんですよね。誰かに何かをしてもらったら、機会を見て恩を返す。即ち「持ちつ持たれつ」「ご恩と奉公」のイメージかと思います。

    別に悪い事だとは思いませんし、世の中のほとんどの事象がそうなっており、生活の営みの基本なのではないのでしょうか?

    それではPay It Forwardとはどういうことか?

    誰かに恩を与えたら見返りを貰うのではなく、その誰かはまた別の誰かに恩を与えるのです。するとまた別の誰かが、また別の誰かに恩を与えるという、次々に恩を与えるスパイラルを回すことがPay It Forwardです。

    昭和な例で申し訳ないのですが、

    漢気のある先輩が居酒屋で悩みを聞いてくれた挙句に飲み代まで奢ってくれました。最後に先輩が後輩に言う捨て台詞は決まって、「俺に礼は返さんでええ。その代わりお前もいつか後輩を大事にしたれ!」めっちゃシンプルですけど、格好良くないですか?

    私は今だにこの流れ好きですよ(笑

    みんな漢になったらいいんですよ(笑

    冗談はさておき、良いとか悪いとかではなく、見返りを求めるのが日常過ぎてみんな麻痺しているんですよね。

    >店員はお客様の要望に応えるべき

    >営業マンは顧客の好みを知るべし

    >先生は生徒の才能を開花させるべき

    >母親は美味しい料理を作るべき

    >父親は生活に困らないサラリーを稼ぐべき

    >長男は実家を継ぐべき

    >長女はお婿さんを探すべき

    見返りを求めているつもりはないでしょうか、マジョリティの考える「べき」が誰かを追い詰めてしまっているのです。

    料理が苦手な母親がいたっていいし、実家を飛び出す長男が居たとて世界は崩壊しないのです。

    Pay It Forwardを難しく考えないで下さい。

    もし、貴方の近くに

    >自分は長男やから家業を継ぐんよね?

    >自分は姉妹の長女やからお婿さん貰わんとね。

    周囲からしたら何気ない「べき」を求められれて自分の本心に蓋をしている人が近くにいたら「もし、何のしがらみもなかったらやってみたい事って何?」って聞いてあげるだけで、当事者にとっては世界が広がるのではないでしょうか?

    誰かに恩を送る。なんて難しいことは考えず、心の声を聞いてあげるだけでも立派なPay It Forwardになるのではないでしょうか?

    コーチたるものビジネスだけでなく、あらゆる機会の中でコーチングを広め、一人でも多くの人に活力を与えようではありませんか!

    Have a nice your journey!

  • 〇〇警察

    皆さんの周りにも〇〇警察はいらっしゃいますか?

    〇〇警察って言葉自体が市民権を得たのは比較的最近の気がしますが、昔から同様の事象はあった気がします。

    会社のお局様、姑、カミナリ親父、程度の差こそあれ他人に干渉したがる人は昔から存在した気がします。

    人の噂は75日とも言いますが、皆さん他人の噂は好きなようで。

    自分の価値観が正しいと思うから、価値観の違う人や事象に対して攻撃したくなるのでしょうか?

    相手が違う価値観を押し付けてきたのであれば、必死に抵抗するのは分かります。しかしながら、同じ価値観を持つ人間を集めてよってたかってマイノリティを悪者にする。みたいな風潮って小学生くらいから出てきたりしますよね。

    保育園や幼稚園に通う園児達は、体格の違いや言葉の発達度合いによって、パワーバランスの差は出て来ると思いますが、集団を形成してマイノリティをいじめるみたいな構図はないですよね?

    それがどうしたことか、小学生くらいになると急に同調圧力が働き出す気がします。

    知恵が付くから?承認欲求が生まれるから?防御反応が備わるから?

    私みたいな人間には知る由もありませんが、脳科学の先生方や幼児教育の専門家の方などがいらっしゃれば、科学的な根拠を教えて頂きたいですね。(是非、コメントをお願いします。)

    いずれにしましても、児童、学生くらいから自分と違う価値観を認識し、違う価値観に対してどちらかと言うと嫌悪感を抱く人が多いように思います。

    相手の価値観を受け入れる事ができず、さらには自分の価値観の正当性を誇示し押し付けようとするから争いが起きる訳で、、、

    警察は法律に則り違反者を取り締まる権限を与えられているので、職務を全うして頂きたいですが、法律でも何でもない自らの価値観を他人に押し付ける人々をどうにか出来ませんかね?

    つまりは聞く耳を持たない人、自らの価値観に異常なまでの信念を持つ人に対して、どうやってコーチングしましょうか?

    先ずは、敵じゃありませんよ。(積極的に味方になるつもりもないでしょうが(笑))ってメッセージを伝える必要がありそうですね。

    その後、その強い信念についてご教授願いましょうか。

    ここで相手を論破するための、論理的破綻を探すのではなく、先ずは素の状態で受け入れたいですね。

    相手の価値観を認め、受け入れるという所作のお手本を見せましょうか。

    人がどのような思想を持つのも自由ですし(人に危害を与えなければ)私はあなたの価値観を受け入れました。という事実を相手にも認識してもらいたいですね。

    ここで急に要求を伝えても、せっかく芽生えた信頼の芽が枯れてしまいそうです。

    しばらくは様子見で、信頼の芽を育てましょう。

    花が咲くまでは待てないですが、立派な若葉が育った辺りでこちら側の価値観を伝えてはいかがでしょう。

    コーチングに焦りは禁物です。

    じっくり育てようではありませんか。

    Have a nice your journey!

  • 夢を語れ

    あなたの夢は何ですか?

    と問われて、即座に回答できる人ってどのくらいいるでしょうね?

    私ですか?

    私は強欲なので、なんぼでもありますよ(笑

    ただ、その夢を誰にでも語れるか?と言われると答えに窮しますけどね(汗

    恥ずかしいのもありますが、倫理的にとか、世間体的にとか色んな理由はあるのですが、実際尻込みする自分もいます。

    >計算が苦手な弟が医者になりたい!って言ったら真剣にコーチングできますか?

    >視力の悪い甥っ子がパイロットになりたい。って言ったら心から応援できますか?

    >ずんぐりむっくりな姪っ子がアイドルになりたい。って言ったら本気で支援できますか?

    決して強がりではなく、AIを駆使したら計算なんてコンピューターに任せたらいいですし、センサーやカメラがもっと発達すれば人の視力より正確性が増すと思いますし、ふくよかな娘がアイドルになることで親近感を抱くファンや自信を持てる人が居ると思うんですよね。

    お前には無理だ!ってレッテルを貼るのではなく、どうしたら一歩でもその夢に近づくのか?を考えれるのが優秀なコーチではないでしょうか?

    否定するのは簡単なんですよ。否定した時点でそれ以上考えなくて良いので。

    でも、可能性が0でない限り、コーチィの可能性を信じて寄り添い次から次へと気づきを与えられるのが本当のコーチだと思います。

    でも悲しい事に世の中は夢を語った瞬間に、

    >お前は努力してるのか?

    >世の中甘く見てる。

    >絶対に出来っこない。

    >お前より適任は大勢いる。

    >そんな覚悟じゃ無理だ。

    などなど、世の中には出来ない理由を並べたがる輩がどれほど多いことか(涙

    少しでも社会的な倫理に楯突く意見を述べようものなら

    >親の顔が見てみたい!

    >子供に言えるのか?

    >そんな非常識が通じると思っているのか?

    >法治国家のルールを知らないのか

    >あいつはヤバい奴だ!

    と社会適合性を否定される訳で、、、

    村八分って分かりますか?

    情報量が限られていた大昔は、君主や知識人と違う意見を言ったら、組織から排除される訳ですよ。

    語弊を恐れずに言うならば、その時代の名残が現在にも蔓延っており、人と違う意見(マイノリティ)を持った人間を排除しようとする同調圧力が残念ながら現在も残っているように思います。自由に自分の意見を表現できるマイノリティはマジョリティからすると目の上のたんこぶにもなり得る訳で、、、

    誰かが何かを言ったところで、その言動に対する責任は当人にしか掛からないのですよ。

    それを責任の伴わない周囲があれこれ言う権利はないと思うんですよね。

    でも、残念な事に自分の倫理観をかざして他者を責める輩が多いこの世の中。周囲を見渡せは〇〇警察ばかりではありませんか(涙

    そんな環境で自由に自分の夢なんて語れないですよね(涙

    コーチの皆さん。正しいコーチングと多様性を広めて、突拍子もない馬鹿馬鹿しい夢を気兼ねなく語れる世の中にしようじゃありませんか!

    いっしょにがんばりましょう!

    Have a nice your journey!

  • 後悔

    あの時もっと努力しておけば良かった。

    あの時どうしてあんな判断したんだろうか?悔やんでも悔やみきれない。

    どうでしょう?

    皆さんも大なり小なり、過去の自分の判断を悔いた経験はあるでしょうか。

    いくら自責の念を感じたところで過去から続く現在は変わらないわけで、、、

    辛いですが、これが現実なのです。

    コーチである貴方はコーチィがもし、悔いていたら何と声かけしますか?

    >今の実力がこれだ。

    >努力が足りなかった?

    >運が悪かった?

    >今回は成長するための試練の時である。

    >次の機会に備えて、早速失敗の分析に入る?

    人は失敗から学び、成長する。

    頭では分かっているのですが、そう言われましても特にメンタルは論理的に説明できないことも多々ありますし、そのような状態で相手の心に入り込んだとて、コーチィの心の傷口を広げてしまうだけな気もします。

    それならばどうすれば良いのか?

    先ずは、コーチィに寄り添いたいですね。コーチィの下した判断に同調し(私は味方ですよ)って意思を伝えることで、少しでもコーチィに安心感を与えたいですね。反省や今後の方策はコーチィのメンタルがある程度回復/安定してからで良いのではないでしょうか。

    鉄は熱いうちに打つ必要がありますが、人間はそんなに短時間で衝撃を与えなくても良いのではないでしょうか。完全に冷め切る前に反省し、原因や真因を話し合いたいですね。

    >なぜ見通しを誤ったのか?

    >どうしてリスク分析が甘くなってしまったのか?

    >何故、相手や環境の変化に気付けなかったのか?

    >当初の想定よりも相手が上回ったのか?

    >俯瞰力が足りず、想定外を作ってしまったのか?

    コーチィに寄り添い敗因を見つけ、今回の経験をどうやって次の機会に生かすのか?お互いが納得できるまで話し合ってみて下さい。

    人間誰しもが失敗を経験します。個人的な意見になりますが、小さい頃から失敗をたくさんして、失敗に対する免疫を付けた方が環境対応力が高くなるような気がします。若い頃に失敗の経験が乏しいと、大人になって直面した自らの失敗を自分事として受け入れることが難儀になるのではないでしょうか。

    本当に時が経ち、あの時の経験があるから今の自分がある。ってコーチィに言ってもらえるくらい、寄り添って成長のサポートをしてあげられたらお互いに幸せですね。

    一方でコーチ自身が挫折した時はどうしましょう?

    妄想に浸りましょうか?(笑

    どこかに妄想に付き合ってくれる天使は居ないですかね(笑

    居たら誰も思い悩まないですよね(涙

    どんなに悔いても時間を巻き戻せないのは世の常であり、コーチとて生身の人間であり、決して聖人君子ではありません。

    論理的に整理できないこともあるでしょうし、無駄に悪あがきするコーチが居ても逆に人間味があって良いのではないでしょうか!

    とは言え、いつまでも現状を打破できずに、その場に留まっているのはコーチとしての資質を問われそうで、一刻も早く立ち直る必要はありそうです。

    どうするか?

    やはりセルフコーチングで乗り切るしか無さそうですね。自己肯定感を失うことなく、自分自身の判断や内省に向き合い、地道に解像度を上げていくプロセスが必要になりそうですね。

    一流と呼ばれる経営者は感度の高いセルフコーチングのスキルが備わっているそうです。

    でもそのスキルは生まれながらに備わっていたわけではないと思うんですよね。

    つまりは我々にもまだ可能性はあるんじゃないですか?

    さぁ!皆さんも自らを更なる高みに引き上げる旅に出ようではありませんか!

    Have a nice your journey!

  • 見返り

    バレンタインDayにチョコレートを送ったら、ホワイトDayのお返しは期待しますか?

    彼の誕生日に心を込めたプレゼントを送ったら、自分の誕生日には何がもらえるか?期待してしまいますよね。

    旅行のお土産を友人にあげたら、後日、友人からお返しを頂戴した。

    下世話な話ですが、自分が期待するほどの見返りを得られなかった場合に人は落胆し、想定を超える見返りを得た時に感動を覚えるのではないでしょうか。

    それは他者に対してだけでなく、自分自身に対しても言えることかと思います。

    運動部に所属して一生懸命努力したが、試合で結果が出ない。

    何度もお菓子作りに挑戦するが、なかなか思い通りの出来栄えにならない。

    プレゼンの練習を何度もやったにも関わらず、本番は緊張して話の内容を飛ばしてしまった。

    似たような経験はどなたにもあるのではないでしょうか?

    自分に期待した分、結果が伴わなければ落胆しますよね。

    一方で、

    貴方が母親だったとして、子供にお弁当を作ること。

    貴方が看護師さんだったとして、患者さんに寄り添うこと。

    貴方が住職だとして、仏前でお経を唱えること。

    これらは相手の見返りを求めるのではなく、自らの役割を全うすることが先に来ていると思いませんか?

    コーチも本来であれば見返りを求めず、コーチィに寄り添うことに全うできれば良いのですが、やはりコーチも人間であり、自分の熱意や費やした時間などを考慮すると、どうしてもコーチィに結果を求めてしまう傾向があります。

    自分の想定するよりも技術の習得が遅い。同じ過ちを何度も繰り返す。言動と行動が伴わない。向上心、やる気が感じられない。

    本来、目的意識の持ったコーチィがコーチに従事して目標に辿り着くサポートを受けるかと思います。

    しかしながら実社会では、目的意識の持たないコーチィを指導しなければならない人も多いのではないでしょうか。

    企業や組織にもよると思いますが、新入社員と教育係という図式が分かりやすいでしょうか。

    中には夢や目的意識を持って入社する人材も多いとは思いますが、全員が全員そんなことはなく、なんとなく試験を受けて合格したから入社した。という人材も中には居るかと思います。

    そのような人材をコーチするのは難しそうですよね。

    どうやってコーチしましょうか。

    人って興味がある事には集中できますよね。まずはどうにかして興味を持ってもらいましょうか。

    どうやって?(汗

    やる気スイッチって人によって違いますからね(笑

    運動部出身ならば、業務をスポーツに例える?

    同じ趣味を探してそこから切り出す?

    真面目な性格そうだったら、小さな成功体験を積み重ねて自信を付ける?

    お笑い好きならユーモアから攻める?

    数打てば当たるかも知れませんが、数打っても当たらない確率もあると思いますよ。

    それでもコーチはコーチィの可能性を信じて、見返りを求めず寄り添い励まし、時にはコンフォートゾーンからはみ出て能力の解放を促し、プレッシャーが過多だと思えばインプットを抑えて傾聴する。

    様々なスキルを駆使しながらコーチィが目的地に辿り着くのをサポートするのがコーチです。

    一筋縄でいかないからこそ、やり甲斐があるのではないでしょうか。

    新人や若手のコーチングでお困りの方がいらっしゃればコメントお待ちしております。

    一緒に頑張りましょう。

    Have a nice your journey!

  • セルフコーチング

    私のブログのテーマはコーチングということで、自らがコーチとなりコーチィの望む目的地まで送り届けるサポートをすることを主旨としています。

    コーチングを繰り返すことでコーチ自身も成長すると思いますが、コーチ自身の内省化であったりケアはどのようにすべきでしょう?

    コーチにも別のコーチがいる。コーチにはメンターが付いている。という状況が望ましいでしょうか?

    さて、そのような環境に恵まれているコーチはどれくらい居るでしょうか?

    ちなみにですが、私には今のところメンターがおりません(涙

    それでは、どのように自分自身のモチベーションを下げることなく、前向きな姿勢や行動を取ることができるのでしょうか?

    私は大事になってくるのが、本日のテーマであるセルフコーチングになってくるかと思います。

    人によっては瞑想、坐禅、マインドフルネスなど、自分自身を整える様々な手法を用いているかも知れませんし、自分に合う方法で実施してもらえたら何も問題ありません。

    では、セルフコーチングとはどのように進めるのでしょうか?

    先ずは、目標を定めることになります。

    例えばですがダイエットを目標とした場合、「体重を5kg落とす。」「夏までに体重を5kg落とす」どちらの目標が具体的ですか?

    そうです。目標を定める時は期限、時間軸を設けると具体性が上がるので、ぜひ、期限を設けて下さい。

    続いて、どうやって達成するのか?を考えます。食事療法、摂取カロリー、運動などなど、選択肢は様々かと思います。

    ここでも、できるだけ具体性を持たせて下さい。

    「食事量を減らす」ではなく、「夕飯でご飯のお代わりをしない」「炭水化物✖️炭水化物のランチを止める」(ラーメン&チャーハンセットなど」自分の食生活を鑑み、自分に合った方法を考えましょう。

    お気づきの方もおられるでしょうが、できるだけ4W1H(5W1H)を用いると解像度が上がります。

    何を:体重を5kg

    いつまでに:夏までに

    どうやって:食事を減らす(炭水化物✖️炭水化物のランチを止める)

    誰が:自分

    どこで:食事を摂るところ

    いかがですか、目標が明確になったでしょうか?

    ここまでは、大なり小なり日々の生活の中で、皆さんも実施されているではないでしょうか?

    それでは、目標を達成できる人とできない人の違いはどこになるでしょうか?

    私はモニタリングとピボットに差があるような気がします。

    例えばですが、4月の頭に5kgのダイエットを掲げ、7月初旬を期限とします。

    期間としては3ヶ月になりますので、大体ですが1ヶ月で1.7kg痩せなければなりません。半月で0.85kgですね。

    大好きな炭水化物✖️炭水化物ランチを我慢して2週間。

    楽しみに体重計に乗ったものの、結果は変化なし。

    >結果が出るには時間が掛かるだろうからもう少し様子を見よう

    >炭水化物✖️炭水化物のランチをやめただけでは効果がないのでは?

    皆さんはどのように考えますか?前者は自己認識が低く、後者の方が自己認識が高いの分かりますか?

    この時点で認識をピボットし、平均5〜7,000歩しか歩いてないから、1日平均10,000歩以上歩くことを自分に課そう。

    モニタリングの結果を客観的に評価し、自らの仮説(炭水化物✖️炭水化物ランチをやめたら痩せられる)に誤りがあった事を認め、ピボットして新たなActionに繋げられる人が目標を達成できるのではないでしょうか?

    この時、結果の出ていない自分を決して責めないで欲しいです。

    確かに体重は減っていなかったのですが、炭水化物✖️炭水化物ランチは我慢できていますよね。確かに仮説に見通しの甘さはあったかも知れませんが、自分で決めたActionを実行できた自分を褒めてあげて下さい。

    この時、結局俺は何をやっても駄目なんだ。と短絡的に自暴自棄になってしまうことが、自らの自己肯定感を下げることにも繋がります。頑張ったこと、継続したことは自分で自分を褒めましょう。

    仮説と検証を繰り返し、GapがあるならどうやってGapを埋めるのか?新たな方策を考え、再び実行する。このサイクルを繰り返すことができる人が目標に近づくのだと思います。

    具体的な目標に対して、どうやって挑むか4W1Hで考える。

    自分の考えた仮説(4W1H)が正しいか検証(モニタリング)する。期待通りの成果が出ていなければ、ピボットしてActionを変更する。→検証を再開する。

    目標達成なんて1度の仮説と検証で達成できるようなものではありません。失敗するのが当たり前です。何が上手くいってて、何が上手くいっていないのか?上手くいっていない事はどうすれ好転するのか?

    目標や夢を明確にし、常に自分の現在地がどこにいるのか?自分に問うことがセルフコーチングになるのではないでしょうか?

    目標や夢は何?

    それを達成すると何が得られる?Benefitは?

    そのBenefitは誰が得られる?

    いつまでに達成すべきか?

    現在の進捗はOn timeか?ピボットする必要はないか?

    今進んでいる道は目標から外れていないか?

    カーナビと一緒ですね。現在地と目的地があって、自分の現在地はどこになるのか?

    目的地は市内ですか?それとも県外ですか?東京→大阪?東京→北海道?道を間違えることも予期せぬ渋滞も発生することでしょう。計画通りに目的地に到着する方が稀です。寄り道さえも新たな学びの場と捉え自らの旅を楽しもうではありませんか!

    Have a nice your journey!