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  • 感謝

    あなたは感謝が得意ですか?

    どのような時に感謝をしますか?

    感謝をたくさんする人とそうでない人。どちらが徳を積むと思いますか?

    絶対に前者ですよね。

    それは分かっているのです。ですが、、、

    びっくりするくらい私は感謝が苦手なのです。

    別に自分が中心で地球が回っているとは思いませんし、人様に対して自らのエゴを押し通すようなことはしてないと誓えます。

    しかしながら、自己認識が低いのか(若かりし頃よりはかなり改善したと思っていますが(笑))、自分軸で物事を考えようという意識が強いのか、感謝に対しての感度が低い気がします(汗

    今から20数年前でしょうか、見返りを求めない。という価値観が自分の中に芽生えてから、第三者からの見返りを求めない代わりに自らも感謝への意識が薄れたのか、、、

    自分の価値観として過去を振り返るよりも、どのようにして未来を切り開いていくか。に執着している気がします。

    感謝とは基本的に過去か現在の事象に対して抱く感情ではないでしょうか。

    物でも事でも言葉でも、何かしらの価値や気づきを与えてくれた相手に対して抱く感情のような気がします。

    自らの想定の範疇を超えた気付きを与えてくれた相手に対して心から感謝の念が生じるように思います。

    即ち、心から感動した時に出るのが本当の感謝ではないでしょうか。

    はたまた、相手に気付かれないくらい自然に相手に対して新たな価値観を提供できたら素敵ですね。

    逆に言うと同じ事象、慣れた経験からは感動は生まれないわけで、考え方も価値観もアップデートがなければ感動から遠ざかってしまう気がします。

    常に動いて新しい価値観を探し続けるのは、本当にエネルギーがいる事だと思います。時にはコンフォートゾーンでのんびりしたい感情に誘惑されることもあるでしょう。

    24時間365日、考え続けてマグロのように動き回れと言うつもりはありませんが、安息の地と冒険心を駆り立てる未知の世界とを往復しながら、常に自らをアップデートしたいですね。

    自らの感謝に対する感度を改善しながら。関わりを持つ人に感謝を与えられるようなコーチを目指したいですね。

    Have a nice your journey!

  • 歳を重ねる

    皆さんは歳を重ねることに就いてどのようなイメージを持っていますか?

    >経験が増す?

    >成熟する?

    >考え方に柔軟性がなくなる?

    >物覚えが悪くなる?

    >体力が衰える?

    >肌艶が衰える?

    >品が備わる?

    >社会的地位が増す?

    >融通が効かなくなる?

    皆さんの周りにはどのような大人がいますか?

    世の中、周囲、環境に対して不満を抱え、ネガティブな言動や発想が多い人。一方で興味を失わず環境や変化を受け入れながらも新しいことにチャレンジして人生を謳歌している人。

    どちらの大人が多いでしょう?

    皆さんはどちらになりたいですか?

    どこで違いが生まれるのでしょうか?

    例えばですが、公共交通機関が悪天候によって遅延が発生してしまい、大事な約束に間に合いませんでした。

    あなたはどのように状況を受け入れますか?

    >遅延した公共交通機関が悪い?

    >悪天候はコントロールできないから仕方ない?

    >予め天気を調べなかった自分を責める?

    >最悪を想定して行動できなかった自分を責める?

    >バックアッププランを用意できなかった自分を反省する?

    そうです。当事者意識があるか否かが思考の癖に大きな影響を及ぼすと思いませんか?

    どちらが成長や成功、運を引き寄せるか?と言えば自らの行動を俯瞰して物事を客観的に振り返れる能力を持った後者かと思います。

    では、責任を転嫁する思考と、自分事として物事を捉えられる思考はどのようにして形成されてきたのでしょうか?

    以下、あくまでも主観になりますが、幼少期から

    例)

    >季節外れの寒さが訪れた日、「今日は寒いから上着を持って行きなさい。」

    >遠足の前日、「〇〇は持った?」「〇〇はどうなってる?」「〇〇は準備できたの?」

    >小さな壁にぶつかった時、「〇〇ちゃんはこうだから〇〇しようね」

    どうですか?心当たりありませんか?

    大人(コーチ)が自らの経験値を元に将来起こりえる困難を予測して、問題の芽を摘んでいるのは分かりますか?

    一方で、

    >ナイフとフォークなど使ったことも無いのに、親のいない環境で洋風レストランに行って恥ずかしい思いをする。

    >スキー経験のない親を持つ子供が、ウィンドブレーカーでスキーに行く。

    >大好きな異性に勇気を出して告白してフラれた経験。

    そう、頼れる大人がその場におらず、自らの責任で状況を受け入れ、言うなれば失敗を経験しているのです。

    誰かが言いましたが、死ぬ事以外はかすり傷なんです。

    その時は、恥ずかしい思いもするし、自分の不甲斐なさにやるせない想いを馳せるかと思います。

    しかしながら語弊を恐れずに言うならば、幼少期にどれだけ恥ずかしい想いをしたか?どれだけ失敗を乗り越えたか?どれだけ自らの責任で物事を判断したか?が思考回路の形成に大きな影響を及ぼす気がします。

    経験値の高い大人が先回りして、安全で障害のない道を歩ませるのが正解なのでしょうか?

    様々な失敗を経て、自ら起き上がる強さを身に付ける事が将来役に立つでしょうか?

    物事を短期的視野で考えた場合、失敗しない方が結果は伴います。しかしながら長期的視野で考えた場合、自ら考えて行動できる主体性を育むのは後者かと思います。

    勘違いしてほしくないのですが、失敗を肯定しているわけではないのです。時と場合によって。例えばですが、失敗したら怪我をするとか命に危険が及ぶ場合、絶対に短期的視野を優先して守らなければなりません。

    本日の結びとしましては、失敗に対する免疫がある人の方が、様々なことにチャレンジする気概を持っているような気がします。

    自分がいくつになっても、周囲からどれだけ笑われようが、自らの信念に基づいて行動できる人が、いつまでも輝いて若々しく歳を重ねられるのではないでしょうか。

    限度、殻、常識に縛られている限り見える景色はいつも一緒です。

    さあ皆さん。

    Let’s have a nice your journey!

  • 1on1で寄り添うとは

    せっかくなので1on1についてもう少しお話ししましょうか。

    相手に寄り添うって具体的にどのようなことでしょうか?

    ただ相手の話を聞くことでしょうか?

    決して同調することが寄り添うって事ではない気がします。

    私は先ず相手の考え、哲学、大事にしている価値観について質問しますかね。

    コーチィの価値観を理解しないと、否定に繋がりかねないコメントをしてしまうリスクがあるので、そこは大胆かつ慎重に切り込んでいきます。

    その中で趣味や家族の話になることが多いでしょうか。軽いアイスブレイクのつもりで話題を広げることに注力します。

    続いては、仕事、プライベートどちらでも構いませんが、悩みや不安、上手くいっていないことなどを聞きますかね。

    ここでいきなり解決策を提案しようとはせず、とにかく傾聴を心掛けます。コーチィの立場になって、コーチィがどのような心境になっているのか想像します。

    先ずは近い将来、どのように状況が好転することを望んでいるのか?そのためにどのようなことをやろうとしているのか?

    コーチィが実行しようとしているActionにリスクはないのか?もし上手くいかなかった時のバックアップPlanは持っているのか?

    ここで、コーチィ自身が物事を俯瞰して見ることができ、新たな気づきを与えられたらいい傾向だと思います。

    選択肢を増やした状態で、コーチィの望む方向に物事が好転することを応援している気持ちを伝えます。

    その後に業務内容に入るでしょうか。

    先ずは組織としての方針、指針、場合によってはこれまでの業績と今後の展望を伝えます。

    業務命令の一環かと思いますので、コーチィに期待していること。

    先ずはこちら側から情報を与えるようにします。

    その後、コーチィの考え、実行したいActionの内容。取り組みたい課題などを聞きます。

    コーチとしてコーチィに実施して欲しい内容とコーチがやりたい内容にGapがあった場合は、こちら側の意図、コーチィの想いを深く展開するようになるかと思います。

    決してコーチィのアイデアを否定せず、モチベーションを保てるような建設的な議論を心掛けます。

    お互いの妥協点を見つけて、コーチィからコミットが取ることが業務としては大事になってくるかと思います。

    具体的な業務目標についての確認が終われば、人として成長すべく人格形成の話に移ります。

    先ずはコーチィ自身から自分の強み弱みを聞き出します。この時点でコーチィ自身の自己認識の高さがある程度わかるのではないでしょうか。

    自分の強みから話する人、弱みから話する人。強みはたくさん出るが弱みがなかなか出ない人、逆で弱みは出るが強みが出ない人。

    自らを正しく自己認識することは難しいとつくづく感じます。

    この間、次に自分から相手に伝えるべくコーチィの強みと弱みを分かりやすく相手にどうやって伝えるか、頭の中はフル回転です(笑

    こちらか相手に伝える場合は必ず強みからとして、相手にできるだけ緊張を与えないようにします。弱みを伝える場合、「弱み」というワードは使わず「成長のポイント」「ここを改善したらもっと良くなる」「⚪︎⚪︎ができるようになったらもっと仕事がしやすくなる」など、相手を傷付けないような言葉遣いを気をつけています。

    最後に短期、中長期で自分がどのように成長したいのか、具体的にどのような職務、ポジションに就いていたいのか?Visionを聴いています。

    こちらの想像と言いますか、望んでいる成長曲線と大きな差がなければ問題ないですが、欲がないと言いますか、過小評価している人材に関しては、モチベートする事を心がけています。

    組織の成長のために求められている人材、コーチィの強みが組織に与える影響。コーチィが求められる人材に辿り着くまでに習得しなければならないスキル。

    小難しい言葉を使う必要はありませんが、できるだけシンプルにロジカルに相手に伝わり易いコミュニケーションを心掛けています。

    コーチィ自身が想像できる範囲の、努力すれば届きそうな目標を導き出せると、コーチィをコンフォートゾーンから抜け出させ、コーチィ自ら内省の歯車を回せるのではないでしょうか。

    頷きや相槌を注意深く観察し、コーチィに会話内容が腹落ちしているか観察することが大事になってきます。

    ここで展開を急いで、自らの提案のみを押し通そうとすると、誤ったコーチングになってしまいます。(コーチの答えに誘導する名ばかりコーチング)

    短期目標の確認中にコーチィの瞳に力強い魂が宿るのを確認できたら、効果的な1on1ができた。と言えるのではないでしょうか。

    最後、業務目標とActionを確認し、期待している旨を伝えられたら及第点以上の面談と言えるのではないでしょうか。

    その後、別の人から〇〇さん変わったね。なんて雑談が聞こえてきたらコーチ冥利につきるのではないでしょうか。

    コーチィの内省の歯車を回すコーチを目指しましょう。

    Have a nice your journey!

  • 1on1

    1人のコーチが本気になったとして、何人のコーチィに親身になってコーチングできると思いますか?

    1人の管理職が効果的に指導育成できるのは5〜8人と言われます。(諸説あるでしょうが)

    スパン・オブ・コントロールとか難しい横文字はひとまず置いといて、両親➕子供2人の政府が掲げる一般的な家庭を例にしますが、ちゃんとコーチング出来ていますか?

    自分の子供を自信を持ってコーチング出来ている。って宣言できる人はどの程度いるのでしょうか?実の子供であっても効果的にコーチング出来ている人って少ないと思いますよ。

    たった2人、大人と子供の割合が1:1だとしてまともにコーチング出来ている人って稀ですよね?むしろお目にかかった事がないように思います。

    それがましてや人様の子供を、会社という画一的な組織の関係性であっても5〜8人を本当に親身になってコーチング出来ますか?

    しかしながら、現実世界では1人の中間管理職に対して10人以上どころか30人も40人もの部下を抱えている組織はざらにあるわけで、、、。

    それだけ多数の部下を抱えると、どんなにハイパフォーマーな人でも、個々に合わせたコーチングなど不可能なわけで、結果、画一的な指導方法を持ち寄り、たまたまその指導法に合った人材だけが引き上げられたりしているのではないでしょうか。

    制度として1on1を実施したとしても、コーチ側もコーチィ側の双方とも意図を理解せず、ただ制度としてやらされているだけでは、パフォーマンスは上がりませんよね(汗

    お前はどうしてるのか?ってですか(笑

    愚直に全員と1on1やってますよ(笑

    40数名の部下と(笑

    やっぱり人間、1対1で対峙した方が本音を語れる環境を作り出すことができると思いますし、無駄に着飾ることなく素で語ってくれる気がします。

    お互いが本音で話すから、やるべきアクションが明確になり、自分の歩む道が見えてくるのではないでしょうか。1on1の後、瞳に魂が宿った部下の顔を見るのはコーチ冥利に尽きますね。

    画一的なコーチングはしていないつもりです。本気で対峙するからこそコーチィの本音が見え、その時その時でBestな選択は何か?を必死で考えています。

    本気ってどういう事か?

    相手に寄り添い、相手が自らの意思で言葉を発することを待つことでしょうか。決して自らの価値観を植え付けることではない。とは言わせて頂きます。

    コーチィの成長を本気で願うならば、きっと寄り添えるのではないでしょうか。

    Have a nice your journey!

  • 努力と結果

    皆さんは努力は必ず報われると思いますか?

    努力すればするほど夢に近づくと思いますか?

    偉人達は結果が出るまで諦めず努力するから努力が報われる。という説を唱えるような気がします。

    そう言われましても。実際のところ望む結果が出ないことが世の常な気もしますし、見えない将来に向けて努力を続けるってタフなメンタル必要になりますよね。

    本当に努力は報われると思いますか?

    世の中、全ての努力が報われるなら皆が成功者になるかと思います。しかしながら決してそんな事はなく、殆どが誰かの後塵を拝する訳で、勝ち負けだけで表すならば大多数が敗者となるのではないでしょうか。

    成功者から見れば、敗者である大多数の人間は努力が足りなかったり、努力のやり方が間違っているように映るかも知れません。しかしながら何度も言いますが、完璧な人間などおらず皆、葛藤やレジンマを抱えながら生きているのです。

    努力しても誰かに負けて、更に努力してもまた次の誰かに負けるのです。何かに打ち込む限り誰かに打ちのめされるのです。

    なかなか習得できない技術、伸びない記録、上がらない効率などなど、理想と現実の埋め難いGapに苛まれながら、人は成長するのではないでしょうか。

    努力することに意義がある。なんて綺麗事とは思っていません。

    状況を正しく認識し、自分の現在地を正しく把握したうえで、明確な意図を持って努力すべきだとは思います。

    しかしながら人間って、ロジックだけでは説明できない行動をする生き物だとも思います。

    コンフォートゾーンから抜け出し、正しい努力をすることが理想かも知れませんが、不器用ながらもがむしゃらに努力し自分の限界にチャレンジすること。壁にぶち当たってもまた起き上がって違う方法でその壁に挑む強さ。

    結果が伴わなくても努力している人間を蔑まない世界が一つの理想ではないでしょうか。

    周囲の目など気にせず、自分の信じた未来に向けて努力する人材を育てたいですね。本当の意味で多様性があり他人に対して寛大な世界が構築される未来を信じて。

    Have a nice your journey!

  • メタ認知

    皆さんの周りには、自信に満ち溢れている人と謙虚な人どちらが多くいらっしゃいますか?

    皆さん自身はどちら側ですか?

    自信に満ち溢れている人って格好いいですよね。決して虚勢を張るのではなく、落ち着いた佇まいと上品な仕草が似合う大人になりたいですね。

    一方で謙虚な方は周囲の空気を読み、決して自分が出しゃばる事なく他者を尊重するイメージでしょうか。

    皆さんはどちらになりたいですか?

    それぞれが個性であったりはすると思うのですが、自分自身を正しく認知するのって難しいですよね。

    努力は認めてもらいたいですし、自分の考えを押し殺してまで周囲に馴染む必要はないと思いますし、、、

    コーチングするうえでメタ認知って密接な関わりがあると思うんですよね。メタ認知の高い人間にコーチングすると共感が得られ易く同じ目線で物事を捉えることができるのですが、メタ認知が低い、苦手な人へのコーチングが困難を極めます。

    成長のヒントになるようなキーワードを用いても、コーチィが「それは出来ている。その能力は既に備わっている。」と自分を過大評価することが多く、認識にずれが生じてしまいます。

    するとどうなるかと言うと、視座を変えて物事を俯瞰して見れるような実例や例題を出して目線を合わせる作業が必要になってきます。コーチングなのでその作業自体は何も問題はないのですが、コーチィはコーチングセッションだけでなく、普段の生活、仕事中の振る舞いなど、全てにおいて自己認識が低く他者のアドバイスを素直に聞き入れる事が苦手です。

    人の話を聞かない。とかではなくアドバイスの内容が自分には備わっているものなので、必要ない。という判断になってしまうのだと思います。

    さてどうしましょう?

    様々な対応が考えられますが、

    >視座を上げる訓練をする。

    >物事の流れを箇条書きで実際に書き出してもらう。

    >コンフォートゾーンから抜けさせる

    >難しい課題を与える?

    >出来ていない事をストレートに伝える。

    などでしょうか?

    総じて、自己認識やメタ認知が苦手な人は、そもそも人からのコーチングなんて必要ない。と思っている方も多くいらっしゃると思います。

    どうやって相手に信頼してもらって、興味を持ってもらって、一緒に成長しよう。ってメッセージを伝えることが大事になる気がします。

    コーチ自身がコーチィの自己認識が低い。と思った時点でコーチにもバイアスが掛かってしまう気がします。

    虚勢ではなく本当の自信が備わるお手伝いをしたいですね。

    Have a nice your journey!

  • 五月病

    人間誰しも新しい環境に晒されたらストレスがあって当たり前です。これまでの常識が通じなかったり、信頼して相談できる相手がいなかったり。自分としては頑張っているのに、結果が伴わない。

    小学校から中学校、中学校から高校、高校から社会人であったり大学生になる時など一気に環境が変わる時は不安になりますよね。

    環境が変わるとストレスを感じて当たり前なんですよね。

    皆さんの周りに居られる、進級生、新入生、新社会人はどうですか?新しい環境に順応できてますか?

    これまでゴールデンウィークなんて何とも思っていなかったですが、絶妙なタイミングで与えられた休暇ですね。

    最初は新しい環境に馴染もうと、気を張り詰めて頑張っていると思います。しかしながら何をやってもうまくいく。なんて事はなく、むしろ出来ない自分に対して、劣等感を抱いたり自己肯定感が薄れてしまったりする時期かも知れません。

    世の中完璧な人間なんていないんですから、焦らず自分のペースで新しい環境に馴染んで欲しいですね。

    頑張った自分を褒めて癒すために、5月の長期休暇を有効活用して欲しいですね。

    コーチィのみなさんの周囲には、頑張ってるあなたを褒めてくれる人は居ますかね?

    新しい環境の中で褒めてくれる人が居ないなら、実家や昔からの友人に会って是非、自分の頑張りを共有し共感を得て欲しいですね。

    ありのままのコーチィを認めて挙げられるコーチが一つの理想ではないでしょうか。

    Have a your journey!

  • 経験

    確かに経験はアドバンテージになるでしょうが、決して万能ではないのです。

    コーチング日記というタイトルでこのブログを始めましたが、なかなか日記らしいことは書けず、これまではコーチングの概念であったり大局的な話に終始していました。

    今日は、初めて日記らしい記事にチャレンジしたいと思います。

    若手が問題解決のお題を上司から与えられるセッションがあったのですが、中堅のリーダーが「それ前やったけどダメだった、結構投資してもらったけどものにならなかった。」って否定したんですよね。

    コーチの役割はコーチィの可能性を信じて支援する事です。

    鼻から諦めて可能性を否定するような声掛けは最低な訳で、否定された瞬間にコーチィは自信をなくし、自分の可能性を閉じてしまいます。

    例え、自分に経験があったとしても、決して否定する事なくコーチィの可能性を信じて欲しいです。

    私としては上司から新たなアサインを受けている最中、先輩に否定的な声かけをされたらどう思うか?

    あくまでもコーチィに対する声かけに対して、横にいる先輩から可能性を否定するような横槍が入ったらどう思うか?

    コーチ自身も若手時代に感じたことがあるであろう、経験というどうしても埋めることができない圧倒的な有意差を持って否定される事の重大さをコーチングしました。

    決してみんなが驚くような結果を望んでいるのではなく、コツコツと自分ができる範囲でトライ&エラーを繰り返して、自らの成長に繋げて欲しい。という意図が裏にはあるはずなんですよね。それを鼻から経験という名の暴力で閉ざすのは組織にとっても、コーチィにとっても良い事はなく。

    昔自分がチャレンジして乗り越えられなかった壁を、若手、後輩がチャレンジしよう。ってなった時、壁の上から「だから言っただろ」って突き落とす役目ではなく、自分がチャレンジした経緯や方策を共有し、新たな視点や現在の技術を駆使して一緒に乗り越える支援者(コーチ)であって欲しいですね。

    Have a nice your journey !

  • 家族

    いつかは語らなければならないテーマな気もしますが、正直私は苦手です。

    生活を営む最小単位、価値観を共有するチーム、誰かが困ったら助ける仲間、水も甘いも知り尽くした間柄、苦楽を共にする運命共同体。

    語弊を恐れずに言うならば、本気でそう思いますか?

    家族、両親でも気の合わない人はいるでしょうし、その同調圧力全開の価値観に心から賛同していますか?

    両親がいなければ私自身、性を授かっていないわけで、そこに異論はありませんし感謝しています。

    しかしながら、親がいるせいで、借金取りに追われる人、虐待されて自尊感情を失う人、価値観を強要されて自らのアイデンティティに蓋をする人、親に認められたいがために自分の夢を諦める人、などなど苦労している方は沢山いらっしゃるように思います。

    家族が心の拠り所となっている方も居れば、近過ぎる存在故に苦しんでいる方もいるのが事実ではないでしょうか?

    あなたもあなたの家族も心から家族が一番である。と唱えるのであれば異論はありません。しかしながら、他者への強要は良くないと考えます。現に家族が重荷になっている人もいるのですから。

    家族だから。家族のために。家族なんだから。

    素敵だと思いますよその価値観は、でも決して万能ではないんです。

    いつか本当の多様性が市民権を得られる日が来ますように。

    Have a nice your journey!

  • 聖人君子

    いくらコーチとて聖人君子ではないわけで。

    コーチィ自身が前向きな気持ちを持ち、でどうにか現状を打破したい想いとか、コーチのアドバイスを素直に聞き入れる土壌とか、人の悪口ではなく自らが当事者意識を持つ感覚であったり、総じてポジティブな人に対してコーチングは有効だと思うんですよね。

    しかしながら、何を言っても私は無理、出来っこない、能力がない、向いてない。と全てがネガティブで、出来ることを探しましょう。という提案にすら向き合ってもらえない場合、コーチの皆さんはどうしていますか?

    理詰めでいっても余計に殻は閉じるでしょうし、相手の意思ばかりを尊重していては、コンフォートゾーンから抜け出す事はなく、成長が見込めません。

    セオリーで考えれば、コーチとコーチィの目指す目的を一致させる事が、まずは必要な訳で。

    意図や背景を理解してもらって、何とか前向きに取り組んでもらおうと意識付けしても、受け入れられず。

    困りましたね。どうしましょうか?

    向上心を持てないコーチィに向上心を持たせることがコーチの役目なのでしょうか?

    向上心を持てない人材にコーチングの時間を設けてなかなか結果が出ず、組織としては本来、コーチングを実施して欲しい人材へのコーチングができず、組織全体のパフォーマンスが下がる。これは本末転倒ではないでしょうか?

    あなたがコーチなら見切りますか?

    でも、あなたが見切ってしまったら、そのコーチィは今後の人生をネガティブに捉えたままで、自らの可能性を閉ざしたまま過ごすことにならないでしょうか?

    コーチとしての腕が問われそうですね(汗

    相手に何かしらのアクションや目的を与えて合意しようとしてもうまく行かなそうですね(汗

    私ならどうするか?

    先ずは組織の一員として存在を認めましょうか。

    周囲からポジティブな雰囲気を感じたら本人も感化されますかね。

    実はこちらの案件は現在進行中でして、結果が出ていません。

    私事ですが、現在最難関のコーチィと対峙しており、進展があればまた報告させていただきますね。

    繰り返しますが、コーチとて聖人君子ではありませんし、万能でもないでしょう。しかしながら問題に対して真摯に向き合い、コーチィと共に成長したいですね。

    Have a nice your journey!